高校化学遷移元素その②
今日は昨日一夜漬けした内容に何を付け加えていくか優先順位をつけて、覚えたい事をまとめていきます。
昨日の記事
高校化学の習熟度として、私は、「ゼロではない」程度です。今回のように機会があった時しか勉強していないので、すぐ忘れます。
記憶力は、現役の高校生にかなうはずがない。でも、まだ捨てたものでもないと思います(そういう、思い込みも大切かと思います)。
遷移元素の定期テスト対策で、まず最初に暗記した方がよさそうなもの
①関連の化学式できるだけ
②沈殿とその色できるだけ
③典型元素をアルミ、亜鉛、鉛を中心に
今日は①②③を、ここにまとめながら復習、その後紙に書き出すなりして覚えます。
練習は3回位が目安でしょうか。他の仕事もありますし。
もちろん正確に覚えれば覚えるほど良いのは言うまでもないでしょうが、とりこぼしも見越した上で取り組みます。
①関連の化学式できるだけ
- 酸化鉄(Ⅱ)
- 酸化鉄(Ⅲ)
- 水酸化鉄(Ⅱ)
- 水酸化鉄(Ⅲ)
- 硫化鉄(Ⅱ)
- 酸化銅(Ⅱ)
- 水酸化銅(Ⅱ)
- 硫化銅(Ⅱ)
- 硫酸銅(Ⅱ)
- 酸化銀
- 硫化銀
- 塩化銀
- クロム酸カリウム
- 二クロム酸カリウム
- 酸化マンガン(Ⅳ)
- 過酸化マンガン酸カリウム
- ヘキサシアニド鉄(Ⅱ)酸イオン
- ヘキサシアニド鉄(Ⅲ)酸イオン
- テトラアンミン銅(Ⅱ)イオン
- ジアンミン銀(Ⅰ)イオン
答えあわせ
1酸化鉄(Ⅱ)FeO 中学の知識でいける
2酸化鉄(Ⅲ)Fe2O3 O一つあたりマイナス2で計算
3水酸化鉄(Ⅱ)Fe(OH)2
4水酸化鉄(Ⅲ)Fe(OH)3
5硫化鉄(Ⅱ)FeS
6酸化銅(Ⅱ)CuO
7水酸化銅(Ⅱ)Cu(OH)2
8硫化銅(Ⅱ)CuS
9硫酸銅(Ⅱ)CuSO4
10酸化銀Ag2O
11硫化銀Ag2S
12塩化銀AgCl
13クロム酸カリウムK2CrO4
14二クロム酸カリウムK2Cr2O7
15酸化マンガン(Ⅳ)MnO2
16過酸化マンガン酸カリウムKMnO4
17ヘキサシアニド鉄(Ⅱ)酸イオン[Fe(CN)6]4-
18ヘキサシアニド鉄(Ⅲ)酸イオン[Fe(CN)6]3-
19テトラアンミン銅(Ⅱ)イオン[Cu(NH3)4]2+ 価数、銅イオンと一緒。
20ジアンミン銀(Ⅰ)イオン[Ag(NH3)2]+ 銀イオンと一緒。
大体名前がわかれば書けるものが多いですが、
ちょっと難航しそうなのが、
13クロム酸カリウムK2CrO4
14二クロム酸カリウムK2Cr2O7
17ヘキサシアニド鉄(Ⅱ)酸イオン[Fe(CN)6]4-
18ヘキサシアニド鉄(Ⅲ)酸イオン[Fe(CN)6]3-
セットで覚えるのはもちろんだけど、この結びつきの理由について考えたりする暇もないので
まず、18番は、難しいのはイオンの価数だけなので、Fe3+とこじつけて覚えて、17番で一個マイナス追加します。
13番と14番は後ろのO4とO7がポイントですよね。Kの数が両方とも2個で、クロムが一個増えたからO4からO7になった、で、いけると思うけど、どちらか一つは覚えないと。
「けつくろにおうな(K2Cr2O7)」、とかでいいかな。
ちょっと臭そうだけど。
②沈殿とその色できるだけ
私はネット上で語呂を探してみました。
といいますか、「絶対コレでヒットする」と思ったページがありまして。
以前見てその時はまだ必要なかったのですが
こうしてみるとやはり頼りになります。
明日までに読みこなしておけば、かなり後ろの方の問題まで
できそうです。
その方の記事をお借りするには恐れ多いので
もし読まれて興味持ってくださった方は、「沈殿 語呂合わせ」
などで検索して、「一瞬で頭に焼き付ける方法」を探してみてください。
とりあえず、
さきほどの17番18番のイオンがらみで、
17 ヘキサシアニド鉄(Ⅱ)酸イオン[Fe(CN)6]4-とFe3+がコンビを組む時と、
18 ヘキサシアニド鉄(Ⅲ)酸イオン[Fe(CN)6]3-とFe2+がコンビを組む時に
濃青の沈殿ができる。この沈殿は同じ組成の化合物。
逆の組み合わせだと、~鉄(Ⅱ)酸イオン+Fe2+で青白、残りが暗褐色の沈殿が出るけど、こちらは必須ではないみたい。
Fe2+の青白のほうは結構綺麗な色だったので、覚えてもいいかも。
Fe3+関連は黄色がかっていて、あんまり綺麗でない。
青といえば、銅関係は青が多いですよね。
マンガンはピンクっぽい。
③典型元素をアルミ、亜鉛、鉛を中心に
これは間に合わなかった。
今日中にどれか動画を見る位なら、あと7分残ってるのでできるかな。
続きは明日ですね。