高校化学、遷移元素を一夜漬けします
今週は、知り合いの高校生の試験勉強に付き合っています。
私は応援部隊なので、たいして当てにされてはいないのですが、
やっぱりできるだけテストの役に立ちたいし、折角機会があるなら勉強した方がいい。
そんな訳で、今日は一日遷移元素とカンヅメです。(なんて素敵な日曜日T_T)
さすがに一日ではなぁと思ったので、下調べとして昨日のうちに、範囲の動画を2倍速で全体(2時間)見ています。その時に音声を拾って録音し、朝からプレイヤーで再生してます。
これだけで、たまに頭に入る事もあるのでこの作業は侮れません。とりあえず銅の電解精錬とか、製鉄(鋼の作り方)とか、MnSの沈殿の色(淡赤)とか、
なんとなく拾えた部分を記憶のランドマークに。
次に教科書。そんなに凄いレベルの高校ではないので、教科書(東京書籍)は大判で写真が多くて楽しい感じのものです。
セラミックスを入れても、25ページくらいで収まっています。
重要な部分から押さえていけばいいと思います。
↓目次にかえて、小見出しを抜きます。
3章 遷移元素
1-A遷移元素の特徴
2-A銅の単体
2-B銅の化合物
3-A銀の単体
3-B銀の化合物
4-A鉄の単体
4-B鉄の化合物
5-Aクロム
5-Bマンガン
6-A金属イオンの反応
4章無機物質と人間生活
1セラミックス
2金属の利用
3合金
小見出しは以上で終わり。それぞれ軽く予備知識入れます。
3章 遷移元素
1-A遷移元素の特徴
3~11族、隣同士の性質も似る、密度大きいものが多い、イオンや化合物には色がつくことが多い、錯イオンを作るものが多い。
錯イオン>>とりあえず、金属イオンになんかくっついたイオン。
2-A銅の単体
黄銅鉱(主にCuFeS2)から造る。鉄と硫黄を抜いて粗銅、電解精錬で99.99%の純銅。
酸化力のある酸に溶ける。塩酸とかではだめ。
酸化の化学式を書けるようにする必要あるかも。(硝酸、熱濃硫酸)
2-B銅の化合物
酸化物の色は簡単に覚えられそう。CuO酸化銅(Ⅰ)黒、Cu2O酸化銅(Ⅱ)赤←高温で加熱。いかにも熱そう。
硫酸銅(Ⅱ)CuSO4、硫酸銅(Ⅱ)五水和物CuSO4・5H2O←5個水を加えると綺麗なブルーに。
この先のイオンの反応が面倒くさそう。
3-A銀の単体
酸化力のある酸に溶ける
熱濃硫酸でSO2 濃硝酸でNO2希硝酸で NO発生←薄いと結びつく酸素が少ない
3-B銀の化合物
硝酸銀AgNO3銀と濃硝酸のカップル。感光性あり褐色瓶で保存
ハロゲン化銀、光による遊離。2AgX→2Ag+X2←フィルム式写真
面倒そうなイオンの反応については別にやろう。銅よりは楽そう。
4-A鉄の単体
主にFe2O3、赤鉄鉱。Fe3O4、磁鉄鉱。
Fe2O3+3CO→2Fe+3CO2
コークスが燃焼、一酸化炭素発生、酸化鉄を還元。
銑鉄→鋼
4-B鉄の化合物
酸化鉄(Ⅲ)Fe2O3、赤さび
四酸化三鉄Fe3O4、黒さび
鉄(Ⅱ)鉄(Ⅲ)で化合物が分けられる。
硫酸鉄(Ⅱ)七水和物FeSO4・7H2O淡緑色
塩化鉄(Ⅲ)六水和物FeCl3・6H2O黄褐色
イオンの反応式はあまりないけど、試薬を入れた結果がさまざまで、全部覚えるとすれば厄介。
とりあえず、H2S水溶液を加えた時、沈殿FeSができる。色は黒色。
5-Aクロム
めっきに使う。
酸化数+3と+6の化合物
クロム酸カリウム、K2CrO4→クロム酸イオンCrO4²¯(黄色)
二クロム酸カリウム、K2Cr2O7→二クロム酸イオンCr2O7²¯(赤橙色)
↑結構綺麗。ビタミンカラー。
5-Bマンガン
酸化数+2、+4、+7などの化合物 →沢山ある
マンガン電池の中身。多くの反応の触媒。
過マンガン酸カリウムKMnO4黒紫色、水に溶けて過マンガン酸イオンMnO4¯赤紫色
6-A金属イオンの反応
金属イオンの水溶液に特定の試薬を加えると、沈殿を生じたり、特有の色を見せる。
この反応を使って金属イオンの確認、分離をする。
特定の試薬として、希塩酸、希硫酸、硫化水素、水酸化ナトリウム水溶液、アンモニア水、炭酸水。
Na+、K+は炎色反応で検出する。(沈殿をつくらないため。)
4章 無機物質と人間生活
1セラミックス
陶磁器、セメント、ガラス、ファインセラミックス。
2金属の利用
それぞれの金属について、どのような用途に用いられているのか覚える。
3合金
黄銅、ニクロム、ステンレス、ジュラルミンは覚える。
↓特殊な機能を持つ合金
形状記憶合金、水素吸蔵合金、アモルファス合金、超伝導合金。
この辺りが、あまり苦労しなくても覚えられそうな部分。
この先は…一応某凄腕コーチのテキストを見るけど、多分レベル的に
まだ理解できないと思うので、リードLightノートに進みます。