中学3年1学期後半戦
中学生、期末テストシーズンに入りました。
今回は中学3年生に期末テストに向けておすすめしていく
ことをまとめてみました。
①英語
②数学
③理科
④社会
⑤国語
順に書いていきます。
ここで書く事は、基本お母様にもできると思います。
もしお子様の学習のサポートをされるのでしたら、
こうしたやり方もあるかと思います。
ご参考にしていただけたら幸いです。
おすすめ学習スタイル
①英語
学習が良い感じで進んでいる生徒さんには、現在完了形など現在学校で学習している事を、教科書用の問題集でしっかり確認してもらいつつ、過去問を入れていきます。
ある程度自分で解けるようなら最初の読解問題までは自力で、残りの二つを一緒に解きます。和訳に慣れていない人には、
本文をノートに書いてもらい、注釈を私が入れるので、それを元に和訳をしてもらいます。
英語が苦手なひとには、単語のチェックを毎回まとまった量かならず実施します。教科書の太字の部分はたいした量ではないので、4月から実践すれば、
今の時期にはある程度意味が分かる程度の力がつきます。
英語が苦手な場合でも、過去問をできるだけ早い段階で取り入れて、リスニング課題を聴くのではなく、一緒に音読したり和訳したりしながら解き、
コミュニケーションをとりながら英語力を高めます。
慣れてきたら、部分的に読解問題の和訳などに移行していきます。3年の内容は、あまり深くはできませんが、
Have+過去分詞で現在完了になる事を説明、継続用法ならばfor とsinceの使い分けなどの練習をします。
②数学
数学は、私が一番やっていてやりがいを感じる教科ですが、それはきっと生徒さんにも同じです。自分で答えが導ける事に気づくと、サポーターのヒントは不要になります。
この時期必要なのは、自分でできる事をしっかり練習して習得していく事です。
平方根に入るので、ルートの外し方、ルートの中を簡単にするやりかたなどを徹底的に練習します。展開公式、因数分解があやしいひとには、因数分解もあわせて練習してもらいます。
簡単なものを自分で作ってもらって10個位解いていくのもいい練習になります。
例年でしたら、この辺りで一次関数をひたすら入れて関数好きになれるように持って行くのですが、
最近の傾向として、図形や文章題、教科を超えた融合ものなどもあります。今のところはそれほど難問奇問は出ないはずですが、教える側が研究しておく必要があります。
生徒さんには、文章題になるべく慣れて欲しいので、文字を使った説明(3年範囲)を、レベルに応じてアレンジして毎回少しずつ解いてもらいます。
③理科
授業ではイオンの所がほぼ終わると思います。進度にあわせて教科書用の問題集で練習します。課題(問題集)をこちらから提案する事もありますが、難関を狙うのでなければ、
学校からもらったものをやりこむ事で十分です。でも、これが案外できずにいるひとが多いです。
余裕をみて、一年から使ってきているものを、順番にぐるぐると総復習します。今日は~年のここ、などと決めて、ある程度機械的に割り振って、苦手な所がないか探っていきます。
一つの単元すべてをやりきろうとしないで、広く、わりと分かった感を持っている所をページ単位で見直します。
この作業が一人ではやはり辛いので、ここが出来たんだね、すごいね、などと励ましてくれる人がいると違うと思います。最近は私はここの声がけに力を入れています。
学校への提出などですでに書き込んでしまっているものは、消すとか隠すなどで対応しますが、どうしようもなく書き込んでしまってある場合はいっそ資料集として活用してもらい、
過去問か学年別の問題集を導入します。受験用の問題集(「マイペース」「整理と対策」など)は、テスト範囲だけにとどめます。
④社会
基本的に理科と同じです。今現在習っている所を、まずしっかり固めます。
余裕のある人は、理科よりは早い段階で過去問に移れるかもしれません。資料問題を中心に、どんどん進めていくと力がつきます。
分からない所はすぐに答えを見てもかまいませんし、習っていない所や融合問題は飛ばしてかまいません。
学校の定期テストと比べて出題傾向が違いますが、夏休み以降は学校の総合テストもそれに近いものになってきますので、早めに目を通しておきましょう。
どちらの教科も、記述が増えてきています。まずは模範解答を見て、正解に求められている要素を自分なりに理解し、答えを閉じて、自分の言葉で書き直してみましょう。
⑤国語
よほど余裕がある生徒さん以外はあまりやりこみません。ですが、まとまった文を読んでおく必要はあると思います。
社会の時事問題対策として、ニュース記事などを読むのも、読解力アップには効果的だと思います。
ただ、国語の過去問を解くのは、最近のトピックの傾向を知るのに良いかもしれません。
英語もそうですが、その時代、時代で扱われる内容が変わってきます。携帯電話についてだったり、IT化だったり。
文章題はどの教科でも避けて通れないので、短時間で文を読んで理解する練習、そして、手近な所で最近の問題傾向についての情報収集する手段として、
国語の過去問の活用というのが考えられると思います。
今日は以上です。
お読みくださりありがとうございます。